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事業内容

型枠解体工事とは

型枠解体工事とは

解体といっても建物を壊すのではなく、あくまで型枠を解体する作業です。
型枠に流し込んだコンクリートが硬化した後、ハンマーやインパクトドライバー・バールなどを使い撤去していきます。
もちろん型枠解体工がいなければ、その後の作業を行うことができないため、建物を建設する際には必要となる作業です。
弊社が解体する「型枠」とは、鉄筋コンクリート造の建物をつくる際、現場でコンクリートを固めるために必要な構造物のことです。
設計図どおりに製作された型枠の中へ液状のコンクリートを流し込み、柱や外壁といった部分を形成していきます。
その後コンクリートが十分に固まれば型枠を解体し、速やかに屋外へ搬出する作業が必要となり、その過程で弊社のスタッフが活躍しております。
型枠の解体にあたり、特に注意しなければならないこと。
それは、「せっかくできあがったコンクリートを傷つけない」ことです。
仕上げを行なう業者様への引き渡しを控えているため、限られた時間のなかで丁寧に解体を行わなければならず、そこがプロとして腕の見せどころでもあります。

型枠解体工事の手順

型枠解体工事の手順

STEP 01

パイプサポート・チェーン・金物の取り外しを行い鋼管の撤去および、整理して置いていきます。

STEP 02

フォームタイスパナ・電動インパクトドライバーを用いてホームタイを外します。

STEP 03

バールにて型枠パネルの釘を抜き、壁→梁側→梁底→床版の順で型枠を解体していきます。

STEP 04

型枠解体が終了後、敷き桟を取り、Pコン・セパ折り清掃をします。

STEP05

コンクリートの養生期間が完了後、型枠支保工(天井スラブ)を解体します。
支柱を解体する際はスラブ材の下敷きにならないように解体作業を行います。

STEP 06

取り外した型枠の部材は、上階での型枠工事に転用しています。
転用が無い場合は材料をすべて躯体から搬出し、楊重機などを用いて降ろし置き場へ返却します。
建物の内部をきれいに清掃し、内装仕上げの業者へ現場を引き渡して、解体完了となります。